カテゴリー別アーカイブ: tadatada

小屋場 只只の夏

 

大津島は新幹線を降りて約30分

人間魚雷「回天」の悲しい歴史をもつ周囲8kmの小島

砂浜と6ヶ所の名所あり

宿から180度の海と空と風

夕やけと月と星と瀬戸内海

すべてから逃れて...

 

 

 

 

ミニ・モーク

小屋場 只只 オープン時

人間魚雷「回天」と島のイメージに...と

探しあてたのがこの車。

 

不便と故障の連続ながら

今もお客様に主張し続けている。

ミニ・モークは老朽化のため、内田鋼一さんプロデュースの車にバトンタッチしました

 

ミニ・モーク(1994年 イギリス製)

只只の冬

小屋場 只只の冬がやってきた。

 

水平線のど真中に落ちる夕陽

リビングのマキの暖炉

はえ縄漁発祥の地のふぐ料理

 

一日一組はさらに絞り込んで4名様までとした

 

この宿を創って12年

宿の御客様の日記帳を拝見する度に

つくづく満足感を越えた何かを感じる

 

yuuhi

御影石の石門と露天風呂

大津島の主産業は500年前から

御影石の採取であったと聞く

宿もその石を使って

エントランスには石門・・・

石門

母屋の上段には露天風呂・・・

五右衛門風呂

夕日、満点の星、月を体一杯に感じながら

ノスタルジックなひとときを・・・

只只の冬

瀬戸内の冬は

吹き荒れる日本海とは異とする

深々と漆黒の海と化す

只只の冬は

瀬戸内のふぐと

ディナーの後のリビングでパチパチとはじく薪の

かすかな音であろう

ただそれだけで 深い眠りへ...

 

fireplace

只只の秋



お客様から

“ここからの景色で一番の季節は...?”

私は10年間いつも

11月か、12月です

と答える

夕日が水平線のど真ん中に沈み

澄みきった夜空に満天の星が輝く

月光は海面に落ちムーンリバーとなる

日本の景色の中で

忘れた日々を思い出す

 

只只の秋

オープンデッキのリニューアル

01


海と空を身体いっぱいに感じ取れるよう

オープンデッキを一段と海へせり出し

 また、内風呂から木のデッキを消して、代わりに水を満たし

島の海岸の丸石を無造作に散りばめた。

10年経った今、少しだけの一歩…。


02






只只から約3kmの沖

フグはえ縄漁発祥の地

粭島がある

 

今まさに

ふぐのコースが...

 

fugu

 

 

 

只只の秋


11月から

料理はフグ

リビングには暖炉(薪)

暖炉

 

そして

どの位置からも

一年中で一番キレイな

水平線に沈む夕日

夕陽

 

只只のいつもの秋が・・・

 

 

 

 

前庭のデッキ

前庭のデッキ

只只の前庭のデッキ(古い船材)は

かつてはLIVEステージでもあり

今から秋に向けては

スズ虫の声と月と星

果てしない宇宙との

言葉もいらない

二人だけのおとぎ話